第1号議案 取締役12名選任の件
本総会終結の時をもって取締役全員(12名)が任期満了となります。つきましては、取締役12名の選任をお願いいたしたいと存じます。
取締役候補者は次のとおりであります。
-
1
大久保知彦
再任
男性
生年月日 1961年4月26日生 所有する当社株式数 10,072株 取締役会への出席状況 17回/17回 略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況 - 1985年4月
- 三菱瓦斯化学株式会社入社
- 2001年6月
- 同社芳香族化学品カンパニー芳香族第二事業部 営業グループマネージャー
- 2006年6月
- 同社芳香族化学品カンパニー水島工場管理部長
- 2009年6月
- 同社広報IR部長
- 2010年6月
- 同社天然ガス系化学品カンパニー化成品事業部 営業グループマネージャー
- 2014年10月
- 同社天然ガス系化学品カンパニー化成品事業部 事業推進グループマネージャー
- 2015年4月
- 同社天然ガス系化学品カンパニー化成品事業部長、同カンパニー化成品事業部事業推進グループマネージャー
- 2016年4月
- 同社執行役員天然ガス系化学品カンパニー化成品事業部長兼同カンパニー化成品事業部事業推進グループマネージャー
- 2018年11月
- 同社執行役員天然ガス系化学品カンパニー化成品事業部長
- 2019年4月
- 同社常務執行役員LNG事業検討プロジェクトチーム担当、天然ガス系化学品カンパニープレジデント
- 2019年6月
- 同社取締役常務執行役員LNG事業検討プロジェクトチーム担当、天然ガス系化学品カンパニープレジデント
- 2020年4月
- 同社取締役常務執行役員LNG事業検討プロジェクトチーム担当、基礎化学品事業部門担当
- 2021年4月
- 同社取締役
- 2021年6月
- 当社代表取締役社長(現任)
取締役候補者とした理由 大久保知彦氏は、三菱瓦斯化学株式会社で要職を歴任し、2019年に同社取締役に就任するなど、事業運営及び経営管理業務に豊富な経験と知見を有しております。こうした実績と経験を活かすことにより、取締役会の意思決定及び監督機能の実効性強化が期待できるため、取締役候補者としております。 略歴を開く閉じる
-
2
小森康
再任
男性
生年月日 1963年7月22日生 所有する当社株式数 7,327株 取締役会への出席状況 17回/17回 略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況 - 2005年1月
- 当社入社
- 2010年4月
- 当社経理財務本部経理部長
- 2019年6月
- 当社執行役員経理財務本部長兼経理部長
- 2021年6月
- 当社取締役執行役員経理財務本部長兼経理部長
- 2023年6月
- 当社取締役常務執行役員経理財務本部長兼経理部長(現任)
取締役候補者とした理由 小森康氏は、長年にわたり経理・財務部門を担当し、企業会計の側面から、当社グループの経営基盤強化に携わってまいりました。こうした実績と経験を活かすことにより、取締役会の意思決定及び監督機能の実効性強化が期待できるため、取締役候補者としております。 略歴を開く閉じる
-
3
島義和
再任
男性
生年月日 1964年1月21日生 所有する当社株式数 2,618株 取締役会への出席状況 17回/17回 略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況 - 1988年4月
- 三菱瓦斯化学株式会社入社
- 2009年6月
- 同社天然ガス系化学品カンパニー新潟工場研究技術部長
- 2013年6月
- 同社天然ガス系化学品カンパニー新潟研究所長
- 2016年4月
- 同社天然ガス系化学品カンパニー新潟研究所長兼同カンパニー新潟研究所バイオテクノロジー研究開発センター長
- 2017年4月
- 同社研究推進部長
- 2020年4月
- 同社執行役員、研究統括部門研究推進部長
- 2021年4月
- 同社特任理事
- 2021年6月
- 当社取締役執行役員研究開発本部管掌
- 2023年6月
- 当社取締役常務執行役員研究開発本部管掌、新事業開発本部管掌
- 2024年4月
- 当社取締役常務執行役員研究開発本部管掌、新事業開発本部長(現任)
取締役候補者とした理由 島義和氏は、三菱瓦斯化学株式会社で要職を歴任し、化学業界における豊富な知識と経験等を有しております。こうした知識と経験を当社の経営に活かすことにより、取締役会の意思決定及び監督機能の実効性強化が期待できるため、取締役候補者としております。 略歴を開く閉じる
-
4
木浦智之
再任
男性
生年月日 1963年5月24日生 所有する当社株式数 573株 取締役会への出席状況 13回/13回 略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況 - 1986年4月
- 三菱瓦斯化学株式会社入社
- 2008年6月
- 同社原料物流センター原料グループ主席兼経営企画グループ経営室主席兼内部監査室監査グループマネージャー
- 2008年7月
- 同社内部監査室監査グループマネージャー
- 2009年6月
- 同社内部監査室長兼監査グループマネージャー
- 2013年6月
- 同社財務経理センター経理グループマネージャー
- 2016年4月
- 同社天然ガス系化学品カンパニー管理部長
- 2019年6月
- 同社天然ガス系化学品カンパニー管理部長兼同カンパニー有機化学品事業部長
- 2020年4月
- 同社執行役員財務経理部長、財務経理部財務グループマネージャー
- 2021年4月
- 同社執行役員財務経理担当、財務経理部長、財務経理部財務グループマネージャー
- 2023年4月
- 同社特任理事
当社顧問 - 2023年6月
- 当社取締役常務執行役員社長補佐、経営企画本部管掌
- 2024年4月
- 当社取締役常務執行役員経営企画本部管掌、内部監査部担当(現任)
取締役候補者とした理由 木浦智之氏は、三菱瓦斯化学株式会社で要職を歴任し、事業管理及び経理財務業務に豊富な経験と知見を有しております。こうした実績と経験を活かすことにより、取締役会の意思決定及び監督機能の実効性強化が期待できるため、取締役候補者としております。 略歴を開く閉じる
-
5
矢挽忠雄
新任
男性
生年月日 1961年12月15日生 所有する当社株式数 8,800株 取締役会への出席状況 - 略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況 - 1984年4月
- 当社入社
- 2007年6月
- 当社企画推進本部購買部長
- 2010年4月
- 当社物流資材本部購買部長
- 2016年6月
- 当社執行役員物流資材本部長
- 2017年6月
- 当社執行役員研究開発本部長兼鹿沼研究所長
- 2019年6月
- 当社上席執行役員研究開発本部長兼鹿沼研究所長
- 2020年4月
- 当社上席執行役員研究開発本部長
- 2020年7月
- 当社上席執行役員研究開発本部長兼四日市研究所長
- 2021年4月
- 当社上席執行役員研究開発本部長兼知的財産室長
- 2022年4月
- 当社上席執行役員研究開発本部長
- 2023年6月
- 当社常務執行役員研究開発本部長
- 2024年4月
- 当社常務執行役員サプライチェーン統括本部長(現任)
取締役候補者とした理由 矢挽忠雄氏は、長年にわたり購買・物流資材及び研究開発部門の要職を歴任し、当社グループの技術強化に携わってまいりました。こうした実績と経験を活かすことにより、取締役会の意思決定及び監督機能の実効性強化が期待できるため、取締役候補者としております。 略歴を開く閉じる
-
6
佐々木一敏
新任
男性
生年月日 1961年8月15日生 所有する当社株式数 10,200株 取締役会への出席状況 - 略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況 - 1985年4月
- 当社入社
- 2009年6月
- 当社高機能材カンパニー生産技術部長
- 2012年6月
- 当社高機能材事業部生産技術部長兼鹿沼第二工場長
- 2013年4月
- 当社高機能材事業部自動車資材部長
- 2018年6月
- 当社執行役員第二事業本部高機能材事業部長、特販一部担当、特販二部担当
- 2021年4月
- 当社執行役員高機能材事業部長兼機能材部長、特販一部担当、特販二部担当
- 2022年4月
- 当社執行役員高機能材事業部長、特販一部担当、特販二部担当
- 2023年4月
- 当社執行役員高機能材事業部長
- 2023年6月
- 当社常務執行役員高機能材事業部長
- 2024年4月
- 当社常務執行役員ビーズ事業本部長兼高機能材事業部長(現任)
取締役候補者とした理由 佐々木一敏氏は、高機能材事業分野において、技術・営業双方の要職を歴任し、豊富な実績と経験等を有しております。こうした実績と経験を活かすことにより、取締役会の意思決定及び監督機能の実効性強化が期待できるため、取締役候補者としております。 略歴を開く閉じる
-
7
竹村洋介
新任
男性
生年月日 1962年11月28日生 所有する当社株式数 3,200株 取締役会への出席状況 - 略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況 - 1990年1月
- 当社入社
- 2012年6月
- 当社第一事業本部建築土木資材事業部東日本建材統括部長
- 2014年4月
- 当社第一事業本部建築土木資材事業部西日本建材統括部長
- 2018年6月
- 当社総務人事本部総務部長
- 2019年6月
- 当社執行役員総務人事本部総務部長
- 2023年6月
- 当社執行役員総務人事本部長兼総務部長
- 2024年4月
- 当社常務執行役員総務人事本部長(現任)
取締役候補者とした理由 竹村洋介氏は、事業部門及び管理部門双方の要職を歴任し、コーポレート・ガバナンス強化等にも携わってまいりました。こうした実績と経験を活かすことにより、取締役会の意思決定及び監督機能の実効性強化が期待できるため、取締役候補者としております。 略歴を開く閉じる
-
8
半根隆巳
新任
男性
生年月日 1965年10月26日生 所有する当社株式数 3,000株 取締役会への出席状況 - 略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況 - 1989年4月
- 当社入社
- 2014年4月
- 当社研究開発本部鹿沼研究所ボードグループ主任研究員
- 2018年4月
- 当社研究開発本部鹿沼研究所素材グループ主任研究員
- 2020年4月
- 当社建築土木資材事業部土木資材部長兼業務部長
- 2022年4月
- 当社建築土木資材事業部副事業部長
- 2023年6月
- 当社執行役員建築土木資材事業部長
- 2024年4月
- 当社執行役員押出事業本部長兼建築土木資材事業部長(現任)
取締役候補者とした理由 半根隆巳氏は、研究開発部門及び建築土木資材事業分野の要職を歴任し、豊富な実績と経験等を有しております。こうした実績と経験を活かすことにより、取締役会の意思決定及び監督機能の実効性強化が期待できるため、取締役候補者としております。 略歴を開く閉じる
-
9
池田隆之
再任
社外
独立
男性
生年月日 1957年9月15日生 所有する当社株式数 0株 取締役会への出席状況 16回/17回 略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況 - 1981年4月
- 株式会社東芝入社
- 2007年4月
- 同社ストレージデバイス事業部長
- 2010年4月
- 同社イノベーション推進部長
- 2011年6月
- 東芝テック株式会社取締役、常務執行役員
- 2014年6月
- 同社代表取締役社長、社長執行役員、リスク・コンプライアンス統括責任者(CRO)
- 2020年6月
- 同社相談役
- 2021年6月
- 当社社外取締役(現任)
- 2022年6月
- 森永乳業株式会社社外取締役(現任)
重要な兼職の状況 森永乳業株式会社社外取締役 社外取締役候補者とした理由及び期待される役割の概要 池田隆之氏を社外取締役候補者とした理由は、グローバルに事業展開を行う会社の社長を長年にわたり務めてこられ、豊富な経験と経営全般にわたる見識を有しているためです。
池田隆之氏には、上記の豊富な経験等を活かし、経営基盤強化の助言、任意の指名諮問委員会・報酬諮問委員会・ガバナンス特別委員会の委員長としての重要人事や役員報酬に関する提言、少数株主の利益保護等、当社の意思決定の妥当性・適正性の確保に貢献していただくことを期待しております。略歴を開く閉じる
-
10
伊藤潔
再任
社外
独立
男性
生年月日 1956年3月8日生 所有する当社株式数 1,105株 取締役会への出席状況 17回/17回 略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況 - 1979年4月
- 栗田工業株式会社入社
- 2000年4月
- 同社管理本部法務部長
- 2003年6月
- 同社管理本部人事厚生部長
- 2007年6月
- 同社管理本部人事・法務統括執行役員兼人事厚生部長
- 2009年6月
- 同社取締役管理本部長
- 2013年6月
- 同社常務取締役経営企画室長
- 2016年4月
- 同社常務取締役管理本部長
- 2018年4月
- 同社代表取締役専務経営企画本部長
- 2019年4月
- 同社代表取締役専務経営管理本部長
- 2022年6月
- 当社社外取締役(現任)
社外取締役候補者とした理由及び期待される役割の概要 伊藤潔氏を社外取締役候補者とした理由は、長年にわたり企業経営に携わっており、経営管理全般に豊富な実績と経験等を有しているためです。
伊藤潔氏には、上記の豊富な実績と経験を活かし、経営基盤強化の助言、任意の指名諮問委員会・報酬諮問委員会・ガバナンス特別委員会の委員としての重要人事や役員報酬に関する提言、少数株主の利益保護等、当社の意思決定の妥当性・適正性の確保に貢献していただくことを期待しております。略歴を開く閉じる
-
11
杉山涼子
再任
社外
独立
女性
生年月日 1955年7月27日生 所有する当社株式数 160株 取締役会への出席状況 11回/13回 略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況 - 1996年5月
- 株式会社杉山・栗原環境事務所設立 代表取締役
- 2007年8月
- 同社取締役(現任)
- 2010年4月
- 富士常葉大学(現 常葉大学)社会環境学部 教授
- 2015年6月
- 株式会社UACJ社外取締役
- 2016年1月
- 一般財団法人岐阜杉山記念財団(現 公益財団法人岐阜杉山記念財団)理事長(現任)
- 2016年6月
- レシップホールディングス株式会社社外取締役監査等委員
- 2017年6月
- 栗田工業株式会社社外取締役
- 2018年12月
- 株式会社岐阜新聞社社主・代表取締役(現任)
- 2019年12月
- 株式会社岐阜放送取締役会長(現任)
- 2023年6月
- 当社社外取締役(現任)
重要な兼職の状況 株式会社杉山・栗原環境事務所取締役
公益財団法人岐阜杉山記念財団理事長
株式会社岐阜新聞社社主・代表取締役
株式会社岐阜放送取締役会長社外取締役候補者とした理由及び期待される役割の概要 杉山涼子氏を社外取締役候補者とした理由は、環境・廃棄物問題の専門家であり、長年にわたり複数の上場企業の社外取締役も務めてこられ、サステナビリティに関する豊富な知識と経験を有しているためです。
杉山涼子氏には、上記の豊富な実績と経験を活かし、主にサステナビリティ経営への助言、任意の指名諮問委員会、報酬諮問委員会、ガバナンス特別委員会の委員としての重要人事や役員報酬に関する提言、少数株主の利益保護等、当社の意思決定の妥当性・適正性の確保に貢献していただくことを期待しております。略歴を開く閉じる
-
12
倉島薫
新任
社外
独立
男性
生年月日 1960年5月5日生 所有する当社株式数 0株 取締役会への出席状況 - 略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況 - 1984年4月
- 味の素株式会社入社
- 2011年7月
- ペルー味の素社取締役社長
- 2013年7月
- インドネシア味の素社取締役社長
- 2015年6月
- 味の素株式会社執行役員
- 2016年6月
- 同社常務執行役員
- 2019年6月
- 同社専務執行役員
同社食品事業本部長 - 2019年9月
- 東海澱粉株式会社社外取締役
- 2020年6月
- 株式会社J-オイルミルズ社外取締役
- 2021年4月
- 味の素株式会社グローバルコーポレート本部長、コーポレートサービス本部長
- 2021年6月
- 同社取締役
同社執行役専務 - 2022年4月
- 同社執行役
- 2022年6月
- 公益財団法人味の素ファンデーション理事長(現任)
- 2023年6月
- 日本うま味調味料協会会長(現任)
- 2023年9月
- 株式会社物語コーポレーション社外取締役(現任)
重要な兼職の状況 公益財団法人味の素ファンデーション理事長
日本うま味調味料協会会長
株式会社物語コーポレーション社外取締役社外取締役候補者とした理由及び期待される役割の概要 倉島薫氏を社外取締役候補者とした理由は、グローバルに事業展開を行う会社の現地法人社長等を歴任するなど、豊富な経験と経営者としての見識を有しているためです。
倉島薫氏には、上記の豊富な経験等を活かし、主に海外事業展開への助言、任意の指名諮問委員会・報酬諮問委員会・ガバナンス特別委員会の委員としての重要人事や役員報酬に関する提言、少数株主の利益保護等、当社の意思決定の妥当性・適正性の確保に貢献していただくことを期待しております。略歴を開く閉じる
(注)
1. 各候補者と当社との間には、特別の利害関係はありません。
2. 大久保知彦氏、島義和氏、木浦智之氏の上記「略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況」の欄には、三菱瓦斯化学株式会社における現在又は過去10年間の業務執行者であるときの地位及び担当を含めて記載しております。
3. 池田隆之氏、伊藤潔氏、杉山涼子氏、倉島薫氏は、会社法施行規則第2条第3項第7号に定める社外取締役候補者であります。
4. 当社は池田隆之氏、伊藤潔氏、杉山涼子氏を、株式会社東京証券取引所の定めに基づく独立役員として届け出ており、原案どおり選任された場合は、引き続き独立役員となる予定です。また、倉島薫氏が原案どおり選任された場合、新たに独立役員となる予定です。
5. 当社と池田隆之氏、伊藤潔氏、杉山涼子氏は、会社法第423条第1項の損害賠償請求につき、同法第425条第1項に定める額を限度とする責任限定契約を締結しております。各氏の再任が承認された場合、当社は各氏との間で上記責任限定契約を継続する予定であります。また、倉島薫氏が選任された場合、当社は同氏との間で、同様の責任限定契約を締結する予定であります。
6. 池田隆之氏、伊藤潔氏、杉山涼子氏は、現在、当社の社外取締役でありますが、各氏の社外取締役としての在任期間は、本定時株主総会の終結の時をもって池田隆之氏が3年、伊藤潔氏が2年、杉山涼子氏が1年となります。
7. 当社は、子会社を含む役員(取締役、監査役、執行役員等)を被保険者とした会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結しております。当該保険契約により、株主や第三者等から損害賠償請求がされた場合に被保険者が負担することになる損害賠償金及び争訟費用等が填補されます。ただし、被保険者による犯罪行為等に起因する損害等については填補の対象外となります。各候補者が取締役に選任され就任した場合は、当該保険契約の被保険者となります。
ご参考 取締役の専門性と経験(スキル・マトリックス)
※本株主総会後の予定
社外役員独立性判断基準
当社の社外役員が次の項目のいずれかに該当する場合、独立性を有しないものと判断する。
1. 当該社外役員(本人)が次のいずれかに該当する
(1)現在又は過去において、当社及び当社の子会社から成る企業集団(以下、「当社グループ」という。)に属する取締役、監査役、執行役、執行役員または支配人その他の使用人として在職していた場合
(2)現在又は過去3年以内において、当社の10%以上の議決権を有している株主(以下、「大株主」という。)または大株主が法人の場合にはその法人及びその法人の子会社から成る企業集団(以下、「大株主グループ」という。)に属する会社の取締役、監査役、執行役、執行役員または支配人その他の使用人として在職していた場合
(3)次のいずれかに該当する取引先等または当該取引先等が法人である場合における当該法人の取締役、監査役、執行役、執行役員または支配人その他の使用人である場合
① 過去3年間の平均で当社の年間連結売上高の2%以上の支払を、当社グループに行っている取引先
② 過去3年間の平均で当該取引先の年間連結売上高の2%以上の支払を、当社グループから受けた取引先
③ 現在、当社グループが当社の連結総資産の2%以上に相当する金額を借り入れている借入先
(4)弁護士、公認会計士又は税理士その他のコンサルタントであって、役員報酬以外に、当社グループから、過去3年間の平均で年間1,000万円以上の報酬を受けている場合(報酬を受けている者が団体である場合には、当該団体に属する場合)
2. 当該社外役員の配偶者または2親等内の親族(近親者)が次のいずれかに該当する
(1)現在又は過去において、当社グループに属する取締役、監査役、執行役、執行役員または支配人その他の使用人として在職していた場合
(2)現在又は過去3年以内において、大株主または大株主が法人の場合には大株主グループに属する会社の取締役、監査役、執行役、執行役員または支配人その他の使用人として在職していた場合
(3)次のいずれかに該当する取引先等または当該取引先等が法人である場合における当該法人の取締役、監査役、執行役、執行役員または支配人その他の使用人である場合
① 過去3年間の平均で当社の年間連結売上高の2%以上の支払を、当社グループに行っている取引先
② 過去3年間の平均で当該取引先の年間連結売上高の2%以上の支払を、当社グループから受けた取引先
③ 現在、当社グループが当社の連結総資産の2%以上に相当する金額を借り入れている借入先
(4)弁護士、公認会計士又は税理士その他のコンサルタントであって、役員報酬以外に、当社グループから、過去3年間の平均で年間1,000万円以上の報酬を受けている場合(報酬を受けている者が団体である場合には、当該団体に属する場合)
当社のコーポレート・ガバナンスについて
1 基本方針
(1)当社は監査役会設置会社を選択し、取締役会が会社の最重要事項の意思決定を行なうものとし、その意思決定における適切な経営判断を行なうための環境整備に努める。
(2)当社は、すべてのステークホルダーの権利・立場を尊重し、適切な協働に努めるものとする。
(3)当社は、適切な情報開示を行い、すべてのステークホルダーに対し透明性の確保に努めるものとする。
(4)当社は、監査役会設置会社として、独立した社外取締役と社外監査役を選任し、当社に即した経営のモニタリングの遂行により、経営の健全性を確保する。
(5)株主との間で建設的な対話を行う。
2 コーポレート・ガバナンス体制
当社は、監査役会設置会社を選択し、当社に適したコーポレート・ガバナンスの構築を通じ、取締役会が公正な判断による最善の意思決定を行うと共に、取締役の職務執行を監督する機能を適切に果たすための体制を整えております。(コーポレート・ガバナンス体制図は下図のとおり)
取締役会は、原則月1回開催され、法令、定款に定める事項や経営に関する重要な事項について審議、決定するとともに、業務の執行状況を監督しております。また、取締役会を補完する機関として、代表取締役及び常務執行役員以上を定例メンバーとする経営会議を原則月1回開催し、経営に関する重要事項について事前審議を行っております。さらに、業務執行システムとして執行役員制を採用しております。執行役員会は、業務執行取締役と執行役員で構成されており、原則月2回開催され、経営に関する重要な事項について審議を行い、業務執行の効率化を図っております。
コンプライアンスの体制につきましては、総務人事本部長を委員長としたリスク・コンプライアンス委員会を原則月1回開催し、当社グループのコンプライアンスやリスクについて横断的に管理し、取締役会が適切なリスクテイクをする経営判断のサポート機能の役割を担っております。
任意の諮問機関として3つの委員会(指名諮問委員会・報酬諮問委員会・ガバナンス特別委員会)を設置し、一層のガバナンス強化に努めております。
(1)指名諮問委員会
当社の指名諮問委員会は、筆頭独立社外取締役を委員長とし、過半数を独立社外取締役で構成されております。取締役及び監査役候補者の選定にあたっては、当該職に相応しい、中長期的な企業価値を創造するために必要な経験・知識・能力を有した、自らの義務と責任を全うできる適任者を選定し、代表取締役社長に答申しております。
(2)報酬諮問委員会
当社の報酬諮問委員会は、筆頭独立社外取締役を委員長とし、過半数を独立社外取締役で構成されております。各取締役の報酬について、経営環境、経営状況、業績、財務状況、各人の貢献度等を総合的に勘案し、代表取締役社長に答申しております。
(3)ガバナンス特別委員会
当社は支配株主を有しませんが、過去に親会社であった三菱瓦斯化学株式会社及びその子会社(MGCグループ)が当社議決権の47%超を保有するなど、一定の影響力を維持している状況を踏まえ、少数株主の利益を適切に保護し、コーポレート・ガバナンスの充実を図るべく、取締役会の諮問機関であるガバナンス特別委員会の設置を継続いたします。
当社のガバナンス特別委員会は、3名以上の独立社外取締役で構成しております。当社とMGCグループとの取引において公正性・透明性・客観性を確保することで、少数株主の利益を適切に保護し、コーポレート・ガバナンスの充実を図ることを目的としており、取締役会の諮問に応じて、MGCグループとの取引について審議し、答申しております。
3 取締役会の実効性評価
当社は、取締役会の実効性の評価のため、毎年取締役会メンバーへアンケートを実施し、取締役会は当該アンケートの結果及びこれに対する独立社外取締役・社外監査役の意見を踏まえ、分析・評価を行うこととしております。
直近の取締役会実効性評価の概要につきましては、当社コーポレート・ガバナンス報告書【補充原則4-11③ 取締役会全体の実効性の分析・評価】をご確認ください。
4 取締役・監査役に対する情報提供及び支援体制
当社は、取締役・監査役がその役割・責務を実効的に果たすために必要な情報を入手できるための支援体制を整えることとしております。
(1)取締役・監査役が、その職務を遂行するに必要と判断する情報については、取締役会事務局が必要に応じて情報を収集・提供するものとする。
(2)監査役は、監査業務を補助すべき使用人の設置を求めることができることとし、当該使用人が監査業務の補助をする場合、取締役等の指揮命令を受けないものとする。