第2号議案 取締役11名選任の件
取締役全員(12名)は、本総会終結の時をもって任期満了となります。取締役会の意思決定のさらなる迅速化および独立社外取締役の比率を高めることによる取締役会の監督機能の強化を図るため、取締役を1名減員し、取締役11名の選任をお願いするものであります。
取締役候補者は、次のとおりです。
各取締役候補者は、委員の過半数および委員長を社外取締役で構成する任意の指名・報酬委員会の答申に基づき、取締役会において決定したものです。
【役員候補者の指名に関する方針】
当社では、役員候補者について、能力、知識、経験等に加え、ジェンダー・国際性面の多様性から生まれる多角的な視点が当社グループのグローバルでの事業推進、適切な監督・監査に資するという認識に立ち、次の観点からその選定を行っております。
●社外役員候補者:様々な視点・角度からの取締役会議論への参加を期待し、企業経営や行政の経験者、技術に精通したエンジニア、法律や会計等の専門家など、知見や経歴を異にする人材をバランスよく選定すること
●社内役員候補者:国内外に多くの関係会社を擁し、事業分野も非常に幅広く多岐に亘る当社グループの特徴を踏まえ、当社グループの企業価値の向上に資するために、その時々においてそれぞれの役職に必要とされる能力、知識、経験等を有していると認められる人材を選定すること
各候補者の略歴ならびに指名の理由につきましては、次ページ以降をご参照ください。
-
1
柴田光義
再任
生年月日 1953年11月5日生 所有する当社株式の数 普通株式 7,600株
潜在的な株式(*1) 31,080株出席率 - 取締役会
- 100%(17回中17回)
- 指名・報酬委員会(*2)
- 100%(7回中7回)
略歴、当社における地位および担当 - 1977年4月
- 当社入社
- 2008年6月
- 当社執行役員、経営企画室長
- 2009年1月
- 当社執行役員、金属カンパニー副カンパニー長
- 同年6月
- 当社執行役員常務、金属カンパニー長
- 2010年6月
- 当社取締役兼執行役員常務、金属カンパニー長
- 2012年4月
- 当社代表取締役社長
- 2013年11月
- 当社代表取締役社長兼グループ・グローバル経営推進本部長
- 2016年4月
- 当社代表取締役社長
- 2017年4月
- 当社取締役会長(現在に至る)
重要な兼職の状況 いすゞ自動車㈱社外取締役、東武鉄道㈱社外取締役、朝日生命保険相互会社社外監査役 取締役候補者とする理由 柴田光義氏は、代表取締役社長を含め永年にわたり当社グループの経営に携わっており、企業経営に関する豊富な経験および高度な知見を有しております。2017年からは取締役会議長として、非業務執行の立場から社長以下の経営陣による業務執行の監督および取締役会の運営改善の取組みを推進するなど取締役会の実効性向上において中心的な役割を担っております。同氏の当社グループにおける豊富な経営経験が2030年を見据えて策定した「古河電工グループ ビジョン2030」の実現に向けた取締役会における戦略的議論およびコーポレートガバナンスのさらなる強化に貢献することを期待して、引き続き取締役としての選任をお願いするものです。 略歴を開く閉じる
-
2
小林敬一
再任
生年月日 1959年6月24日生 所有する当社株式の数 普通株式 7,000株
潜在的な株式(*1) 28,510株出席率 - 取締役会
- 100%(17回中17回)
- 指名・報酬委員会(*2)
- 100%(7回中7回)
略歴、当社における地位および担当 - 1985年4月
- 当社入社
- 2014年4月
- 当社執行役員、銅条・高機能材事業部門長
- 2015年4月
- 当社執行役員常務、自動車・エレクトロニクス材料系事業部門管掌兼銅条・高機能材事業部門長
- 同年6月
- 当社取締役兼執行役員常務、自動車・エレクトロニクス材料系事業部門管掌兼銅条・高機能材事業部門長
- 2016年4月
- 当社代表取締役兼執行役員専務、グローバルマーケティングセールス部門長
- 2017年4月
- 当社代表取締役社長(現在に至る)
取締役候補者とする理由 小林敬一氏は、代表取締役社長として、事業運営やマーケティング・セールスに関する豊富な経験、高度な知見および優れたリーダーシップを有しております。中期経営計画「Furukawa G Plan 2020」の達成に向けて、重点領域強化の取組みや同領域との事業シナジー等を総合的に勘案した事業ポートフォリオの見直しを進め、また、新型コロナウイルス感染症が世界的に流行する中、強い統率力により当社事業への影響を最小限に留めるための各種施策を実行してまいりました。同氏は、経営トップとして「古河電工グループ ビジョン2030」の実現に向け、企業価値のさらなる向上を図る任に当たっており、引き続き取締役としての選任をお願いするものです。 略歴を開く閉じる
-
3
塚本修
再任
社外
独立
生年月日 1953年6月11日生 所有する当社株式の数 普通株式 500株 出席率 - 取締役会
- 100%(17回中17回)
- 指名・報酬委員会(*2)
- 100%(7回中7回)
略歴、当社における地位および担当 - 1977年4月
- 通商産業省入省(現 経済産業省)
- 2003年7月
- 同省大臣官房審議官(地域経済産業グループ・資源エネルギー庁担当)
- 2004年6月
- 同省製造産業局次長
- 2006年7月
- 同省大臣官房技術総括審議官
- 2008年7月
- 同省関東経済産業局長
- 2009年7月
- 同省地域経済産業審議官
- 2010年7月
- 同省退官
- 同年10月
- 学校法人東京理科大学特命教授
- 同年同月
- 当社非常勤顧問
- 2013年6月
- 当社社外取締役(現在に至る)
- 2014年3月
- 学校法人東京理科大学特命教授退任
- 同年6月
- 一般財団法人石炭エネルギーセンター理事長(現 一般財団法人石炭フロンティア機構 現在に至る)
重要な兼職の状況 一般財団法人石炭フロンティア機構理事長 社外取締役候補者とする理由および期待される役割 塚本修氏は、直接企業経営に携わった経験はありませんが、経済産業省において永年にわたり産業政策に関与してきた経験や幅広い知識を有しております。同氏は、当社社外取締役に就任以降、研究開発および新事業の方向性に関して積極的な助言・提言をされてきました。当社グループが新技術の開発や新事業育成へより注力するにあたり、同氏の産業政策に関する深い知見に基づく助言・提言は極めて有益であることに加え、独立した観点からの取締役会の監督機能の強化に資することに期待し、引き続き社外取締役としての選任をお願いするものです。 略歴を開く閉じる
-
4
塚本隆史
新任
社外
独立
生年月日 1950年8月2日生 所有する当社株式の数 普通株式 2,300株 出席率 - 取締役会(監査役としての出席状況)
- 100%(17回中17回)
- 監査役会
- 100%(8回中8回)
略歴、当社における地位および担当 - 1974年4月
- ㈱第一勧業銀行入行(現 ㈱みずほ銀行)
- 2002年4月
- ㈱みずほコーポレート銀行執行役員人事部長(現 ㈱みずほ銀行)
- 2003年3月
- ㈱みずほフィナンシャルグループ常務執行役員リスク管理グループ長兼人事グループ長
- 2004年4月
- ㈱みずほコーポレート銀行常務執行役員欧州地域統括役員
- 2006年3月
- 同行常務取締役企画グループ統括役員兼財務・主計グループ統括役員
- 2007年4月
- 同行取締役副頭取
- 2008年4月
- ㈱みずほフィナンシャルグループ副社長執行役員財務・主計グループ長
- 同年6月
- ㈱みずほフィナンシャルグループ取締役副社長財務・主計グループ長
- 2009年4月
- ㈱みずほフィナンシャルグループ取締役社長
- 2011年6月
- ㈱みずほフィナンシャルグループ取締役会長兼㈱みずほ銀行取締役頭取
- 2013年7月
- ㈱みずほフィナンシャルグループ取締役会長兼㈱みずほ銀行取締役会長
- 同年11月
- ㈱みずほフィナンシャルグループ取締役会長
- 2014年4月
- みずほフィナンシャルグループ常任顧問
- 2017年4月
- みずほフィナンシャルグループ名誉顧問(現在に至る)
- 同年6月
- 当社社外監査役(現在に至る)
重要な兼職の状況 みずほフィナンシャルグループ名誉顧問、朝日生命保険相互会社社外取締役、イオン㈱社外取締役、㈱インターネットイニシアティブ社外取締役 社外取締役候補者とする理由および期待される役割 塚本隆史氏は、金融機関の財務担当取締役および代表取締役などを歴任し、財務・会計を含めた企業経営全般に関する豊富な経験および高度な知見を有しております。また、2017年に当社社外監査役に就任以降、グループ経営管理、財務政策等に関しリスクマネジメントの観点から積極的な発言をいただき、当社グループの公正な監査に貢献してこられました。監査役の任期満了に伴い、これまでの同氏の経験・知見に基づく当社グループのコーポレートガバナンス体制やグローバル企業経営に関する助言・提言および独立した観点からの取締役会の監督機能の強化に資することを期待して、新たに社外取締役としての選任をお願いするものです。 略歴を開く閉じる
-
5
御代川善朗
再任
社外
独立
生年月日 1952年12月28日生 所有する当社株式の数 普通株式 1,700株 出席率 - 取締役会
- 100%(17回中17回)
- 指名・報酬委員会(*2)
- 100%(7回中7回)
略歴、当社における地位および担当 - 1975年4月
- 山之内製薬㈱入社(現 アステラス製薬㈱)
- 2003年1月
- 同社業務改革推進部長
- 2004年9月
- 同社グループ戦略企画部合併準備委員会統括事務局リーダー
- 2005年4月
- 同社統合推進部長
- 同年9月
- 同社執行役員、ビジネスイノベーション部長
- 2006年4月
- 同社執行役員、経営管理本部人事部長
- 2008年4月
- 同社執行役員、経営管理担当
- 同年6月
- 同社上席執行役員、経営管理担当
- 2011年6月
- 同社副社長執行役員、経営管理担当
- 2013年6月
- 同社代表取締役副社長、経営管理・コンプライアンス担当
- 2017年6月
- 同社退任
- 2019年6月
- 当社社外取締役(現在に至る)
社外取締役候補者とする理由および期待される役割 御代川善朗氏は、大手製薬会社において管理部門の要職や代表取締役副社長等を歴任し、企業経営、コンプライアンスおよびコーポレートガバナンスに関する豊富な経験および高度な知見を有しております。同氏は、当社社外取締役に就任以降、中長期的な事業戦略、コーポレートガバナンスおよび人材戦略等に関して積極的な助言・提言を行い、中期経営計画の進捗等に関して監督的な役割を担ってこられました。今後、当社グループのグループガバナンス体制をより一層充実させるための取組みを推進するにあたり、同氏の豊富な企業経営経験等からの有益な助言・提言および独立した観点からの取締役会の監督機能の強化に資することを期待して、引き続き社外取締役としての選任をお願いするものです。 略歴を開く閉じる
-
6
籔ゆき子
再任
社外
独立
生年月日 1958年6月23日生 所有する当社株式の数 普通株式 700株 出席率 - 取締役会
- 100%(17回中17回)
- 指名・報酬委員会(*2)
- 100%(7回中7回)
略歴、当社における地位および担当 - 1981年4月
- 松下電器産業㈱入社(現 パナソニック㈱)
- 2006年1月
- 同社ホームアプライアンス社技術本部くらし研究所長
- 2011年1月
- 同社コーポレートブランドストラテジー本部グローバルコンシューマーリサーチセンター所長・理事
- 2012年4月
- 同社グローバルコンシューマーマーケティング部門直轄コンシューマーリサーチセンター所長・理事
- 2013年4月
- 同社アプライアンス社グローバルマーケティングプランニングセンターコンシューマーリサーチ担当理事兼グループマネージャー
- 2014年3月
- 同社退社
- 同年6月
- ㈱ダスキン社外取締役
- 2015年6月
- 宝ホールディングス㈱社外取締役
- 2016年6月
- 大和ハウス工業㈱社外取締役(現在に至る)
- 2017年6月
- ㈱ダスキン社外取締役退任
- 2018年6月
- 宝ホールディングス㈱社外取締役退任
- 2019年6月
- 当社社外取締役(現在に至る)
重要な兼職の状況 大和ハウス工業㈱社外取締役 社外取締役候補者とする理由および期待される役割 籔ゆき子氏は、これまで社外役員となること以外の方法で企業経営に携わった経験はありませんが、複数の上場企業で社外役員としての経験を有していることに加え、大手電機メーカーで培った顧客視点からのマーケティングや製品開発に関する豊富な経験および高度な知見を有しております。同氏は、当社社外取締役に就任以降、マーケティング活動や人材戦略等に関する積極的な助言・提言を行い、中期経営計画の進捗等に関して監督的役割を担ってこられました。今後、当社グループがグローバルでの販売拡大を加速するにあたり、同氏のマーケティング・製品開発等の知見に基づく助言・提言および独立した観点からの取締役会の監督機能の強化に資することを期待して、引き続き社外取締役としての選任をお願いするものです。 略歴を開く閉じる
-
7
斎藤保
新任
社外
独立
生年月日 1952年7月13日生 所有する当社株式の数 普通株式 0株 出席率 - 取締役会
- -
略歴、当社における地位および担当 - 1975年4月
- 石川島播磨重工業㈱入社(現 ㈱IHI)
- 2006年6月
- 同社執行役員、航空宇宙事業本部副本部長
- 2008年1月
- 同社執行役員、航空宇宙事業本部長
- 同年4月
- 同社取締役執行役員、航空宇宙事業本部長
- 2009年4月
- 同社取締役常務執行役員、航空宇宙事業本部長
- 2011年4月
- 同社代表取締役副社長
- 2012年4月
- 同社代表取締役社長兼最高経営執行責任者
- 2016年4月
- 同社代表取締役会長兼最高経営責任者
- 2017年4月
- 同社代表取締役会長
- 2020年4月
- 同社取締役
- 同年6月
- 同社相談役(現在に至る)
重要な兼職の状況 ㈱IHI相談役、㈱かんぽ生命保険社外取締役、沖電気工業㈱社外取締役 社外取締役候補者とする理由および期待される役割 斎藤保氏は、日本を代表する重工業メーカーの代表取締役社長および同会長を歴任し、グローバル企業経営およびものづくり全般に関する豊富な経験および高度な知見を有しております。同氏の経験・知見がメーカーとしてさらなる展開を目指す当社グループの経営への助言・提言および独立した観点からの取締役会の監督機能のさらなる強化に資することを期待して、新たに社外取締役としての選任をお願いするものです。 略歴を開く閉じる
-
8
荻原弘之
再任
生年月日 1961年2月18日生 所有する当社株式の数 普通株式 5,300株
潜在的な株式(*1) 14,810株出席率 - 取締役会
- 100%(17回中17回)
略歴、当社における地位および担当 - 1983年4月
- 当社入社
- 2003年12月
- OFS Fitel, LLC Vice President and Chief Financial Officer
- 2005年11月
- 当社経理部会計第二課長
- 2009年6月
- 当社経理部長
- 2013年4月
- 当社財務・調達本部経理部長
- 2014年4月
- 当社執行役員、財務・調達本部長
- 同年6月
- 当社取締役兼執行役員、財務・調達本部長
- 2016年4月
- 当社取締役兼執行役員常務、財務・調達本部長兼グループ・グローバル経営推進本部長
- 2017年4月
- 当社取締役兼執行役員専務、財務・調達本部長兼グループ・グローバル経営推進本部長
- 2018年4月
- 当社取締役兼執行役員専務、財務・調達本部長
- 2019年4月
- 当社代表取締役兼執行役員副社長、グループ変革本部長
- 2021年4月
- 当社代表取締役兼執行役員副社長、コーポレート統括本部長(現在に至る)
取締役候補者とする理由 荻原弘之氏は、海外子会社におけるCFOや財務・調達部門等の長を歴任し、当社グループ事業を財務面から支え続けてきた豊富な経験および高度な知見を有しております。2019年からはグループ変革本部の責任者として、当社グループを挙げての収益力向上や組織実行力強化に向けた変革活動を推進してきました。また、執行役員副社長として業務執行に関する社長の意思決定を補佐する任に当たることに加え、2021年4月からコーポレート統括本部の責任者に就任しており、「古河電工グループ ビジョン2030」の実現に向けた経営戦略・新事業創出等の観点から取締役会での議論活性化に貢献することを期待して、引き続き取締役としての選任をお願いするものです。 略歴を開く閉じる
-
9
黒田修
再任
生年月日 1959年7月21日生 所有する当社株式の数 普通株式 4,100株
潜在的な株式(*1) 7,460株出席率 - 取締役会
- 100%(17回中17回)
略歴、当社における地位および担当 - 1983年4月
- 当社入社
- 2007年4月
- 当社情報通信カンパニー通信営業部長
- 2009年12月
- 当社経営企画室主査
- 2010年4月
- 当社グループ会社統括部長
- 2012年4月
- 当社電装・エレクトロニクスカンパニー主査
- 2013年4月
- 当社セールス・マーケティング部門営業企画部長
- 2015年4月
- 当社執行役員、セールス・マーケティング部門関西支社長
- 2016年4月
- 当社執行役員、グローバルマーケティングセールス部門副部門長兼関西支社長
- 2017年4月
- 当社執行役員常務、グローバルマーケティングセールス部門長
- 同年6月
- 当社取締役兼執行役員常務、グローバルマーケティングセールス部門長
- 2020年4月
- 当社取締役兼執行役員常務、営業統括本部長(現在に至る)
取締役候補者とする理由 黒田修氏は、当社グループの重点分野である電力や情報通信関連事業のインフラ分野を中心に、永年にわたり、製品の販売や事業企画等に携わるなど、マーケティング・セールスに関する豊富な経験および高度な知見を有しております。マーケティングや営業活動を統括する立場から、「古河電工グループ ビジョン2030」の実現に向けたグローバルなマーケティング・セールス活動を進める任に当たっております。同氏のマーケティングやセールス等に関する視点から取締役会での議論に貢献することを期待して、引き続き取締役としての選任をお願いするものです。 略歴を開く閉じる
-
10
宮本聡
再任
生年月日 1962年2月20日生 所有する当社株式の数 普通株式 1,300株
潜在的な株式(*1) 3,720株出席率 - 取締役会
- 94.1%(17回中16回)
略歴、当社における地位および担当 - 1984年4月
- 通商産業省入省(現 経済産業省)
- 1999年7月
- 同省大臣官房政策評価広報課情報公開推進室長
- 2001年6月
- 特殊法人日本貿易振興会(現 独立行政法人日本貿易振興機構)ニューヨーク事務所次長
- 2004年6月
- 経済産業省商務情報政策局商務課長
- 2006年4月
- キヤノン㈱(官民人事交流法派遣)
- 2010年6月
- 経済産業省中小企業庁長官官房参事官
- 2011年4月
- 同省大臣官房政策評価審議官
- 2012年2月
- 同省大臣官房審議官(製造産業局担当)
- 2013年6月
- 独立行政法人日本貿易振興機構副理事長
- 2015年10月
- 経済産業省中小企業庁次長
- 2016年6月
- 同省中小企業庁長官
- 2017年7月
- 同省退官
- 同年11月
- 当社顧問
- 2018年4月
- 当社執行役員、総務・CSR本部長
- 2019年4月
- 当社執行役員常務、総務・CSR本部長
- 同年6月
- 当社取締役兼執行役員常務、総務・CSR本部長
- 2021年4月
- 当社取締役兼執行役員常務、ビジネス基盤変革本部長(現在に至る)
取締役候補者とする理由 宮本聡氏は、経済産業省在任時に大臣官房審議官(製造産業局担当)や中小企業庁長官等を歴任し、産業政策に関する豊富な経験、高度な知見および幅広い人脈を有しております。 2018年からは、総務・CSR本部長として、ESG経営・SDGsに関する施策や当社グループ全体のリスクマネジメント体制の推進など全社横断的な取組みを積極的に推進してきました。 2021年4月からビジネス基盤変革本部の責任者に就任しており、「古河電工グループ ビジョン2030」の実現に向けたESG経営・SDGsの観点から取締役会の議論活性化に貢献することを期待して、引き続き取締役としての選任をお願いするものです。 略歴を開く閉じる
-
11
福永彰宏
再任
生年月日 1964年1月29日生 所有する当社株式の数 普通株式 3,100株
潜在的な株式(*1) 2,460株出席率 - 取締役会
- 100%(17回中17回)
略歴、当社における地位および担当 - 1986年4月
- 当社入社
- 2005年11月
- OFS Fitel, LLC Senior Vice President兼Chief Financial Officer
- 2009年8月
- 当社経理部会計第二課長
- 2011年8月
- 当社経理部会計第一課長
- 2013年6月
- 当社財務・調達本部経理部経理統括課長
- 同年11月
- 当社グループ・グローバル経営推進本部グループ・グローバル経営推進室長
- 2016年4月
- 当社財務・調達本部経理部長
- 2018年4月
- 当社執行役員、グローバルマネジメント推進本部長
- 2019年4月
- 当社執行役員、財務・グローバルマネジメント本部長
- 同年6月
- 当社取締役兼執行役員、財務・グローバルマネジメント本部長
- 2021年4月
- 当社取締役兼執行役員常務、財務・グローバルマネジメント本部長(現在に至る)
取締役候補者とする理由 福永彰宏氏は、米国子会社でのCFOや当社経理部門の長を歴任し、グローバルマネジメントを推進する責任者として国内外関係会社の経営管理を指導・改善するなど、財務・会計およびグループマネジメントに関する豊富な経験および高度な知見を有しております。2019年からは、財務・グローバルマネジメント本部長として、当社グループのさらなる財務体質の強化やグループ・グローバル経営を推進する任に当たってきました。国内外の財務・会計に精通する同氏の視点が「古河電工グループ ビジョン2030」の実現に向けた取締役会の戦略的議論に資することを期待して、引き続き取締役としての選任をお願いするものです。 略歴を開く閉じる
(*1)潜在的な株式には、信託を活用した株式報酬制度で付与された確定済みのポイントに応じた株式数を記載しております。
(*2)当社は、取締役の選解任や評価、経営陣の報酬に関する審議等を行う任意の委員会として、委員の過半数および委員長を社外取締役とする指名・報酬委員会を設置しております。
(注)取締役候補者に関する事項
1.再任の社外取締役候補者の当社社外取締役としての就任期間は、本総会終結の時をもって、塚本修氏が8年、御代川善朗氏が2年、籔ゆき子氏が2年となります。また、塚本隆史氏は、当社の現任の社外監査役であり、その在任期間は本総会終結の時をもって4年となります。
2.社外取締役候補者またはその出身元企業等と当社との関係は、以下のとおりです。
① 塚本修氏について、東京証券取引所が定める社外役員の独立性基準および当社が定める独立性基準に照らし、当社からの独立性を有していると判断しており、独立役員として届け出ています。同氏の再任が承認された場合、引き続き独立役員として届け出る予定です。なお、同氏と当社との間で2010年10月に顧問契約を締結し、以降、当社は同氏から当社グループの事業分野に関する専門的な助言を受けていました。また、同氏が2013年6月に社外取締役に就任後も、引き続き当社は社外取締役としての報酬のほかに、同氏の専門領域に関する助言に対価を支払っており、同氏が当社取締役に再任された後も、これを継続する予定です。これまで同氏に支払った対価および本年度に支払う予定の対価は年額5百万円未満であり、当社の独立性基準において定める金額未満です。その他、同氏が理事長を務める一般財団法人石炭エネルギーセンター(現 一般財団法人石炭フロンティア機構)に当社は賛助会員として加盟し、年会費等を支払っており、同氏の所属する法人に支払った年会費および所属する法人に支払う予定の年会費の額は年額約1百万円であり、当社の独立性基準において定める金額未満です。
② 塚本隆史氏について、東京証券取引所が定める社外役員の独立性基準および当社が定める独立性基準に照らし、当社からの独立性を有していると判断しており、同氏の選任が承認された場合、独立役員として届け出る予定です。なお、同氏が2013年6月まで取締役頭取を務めていた㈱みずほ銀行は当社発行済株式の3.42%(退職給付信託として設定した株式を含む)を有しているほか、2020年度末時点で当社グループは同社から年額56,215百万円の借入を行っております。同氏は、過去10年間において、当社の特定関係事業者である㈱みずほ銀行の業務執行者または役員であったことがあります。
③ 御代川善朗氏について、東京証券取引所が定める社外役員の独立性基準および当社が定める独立性基準に照らし、当社からの独立性を有していると判断しており、独立役員として届け出ています。同氏の再任が承認された場合、引き続き独立役員として届け出る予定です。なお、同氏と当社との間には特別の利害関係はありません。
④ 籔ゆき子氏について、東京証券取引所が定める社外役員の独立性基準および当社が定める独立性基準に照らし、当社からの独立性を有していると判断しており、独立役員として届け出ています。同氏の再任が承認された場合、引き続き独立役員として届け出る予定です。なお、同氏が2014年3月まで勤務していたパナソニック㈱と当社には、当社が同社に対して金属製品を販売する取引等があります。2020年度の取引総額は年額約1,558百万円と極めて少額です。また、同氏は、2021年6月18日開催予定のイビデン㈱の定時株主総会において社外取締役(監査等委員)候補者になっております。
⑤ 斎藤保氏について、東京証券取引所が定める社外役員の独立性基準および当社が定める独立性基準に照らし、当社からの独立性を有していると判断しており、同氏の選任が承認された場合、独立役員として届け出る予定です。なお、同氏と当社との間には特別の利害関係はありません。
3.再任の社外取締役候補者につき、当社社外取締役として最後に選任された後、在任中に当社において不当な業務執行が行われた事実等はありません。
4.社外取締役候補者につき、過去5年間における他社の役員在任中に不当な業務執行が行われた事実等については、以下のとおりです。
籔ゆき子氏は2016年6月より大和ハウス工業㈱の社外取締役を務めておりますが、同社は、同社の中国関連会社において、会社資金約14億1,500万人民元(約234億円)が不正に引き出されたことを2019年3月に公表しております。また、同社は、内部通報に基づく社内調査の結果、同社が建設した戸建住宅・賃貸共同住宅の一部の建物において、建築基準に関する不適合等が判明し、2019年4月に国土交通省へ報告しております。さらに、同社は、内部通報に基づく社内調査の結果、一部の社員が所定の実務経験を充足していない状況で技術検定試験を受験し、施工管理技士の資格を取得していたこと、および実務経験の不備があった社員の一部が現場の技術者として配置されていたことが判明し、2019年12月に国土交通省へ報告しております。同氏は、事前に当該事実を認識しておりませんでしたが、日頃より、同社の取締役会、合同役員会およびコーポレートガバナンス委員会等において、豊富な経験と高い知見に基づき、法令遵守の重要性について注意喚起を行っておりました。また、当該事実が判明した後においては、事実関係の調査、原因分析、再発防止策の検討等に積極的に関与するとともに、法令遵守のための体制強化・徹底に向けた適切な措置を講ずることを求めるなど、その職責を果たしておりました。
斎藤保氏は2008年4月より2020年6月まで㈱IHIの取締役を務めておりましたが、その在任中に同社の民間航空機エンジン整備事業において不適切な検査が行われていたことが判明しております。これに対し、同社は2019年3月に経済産業省より航空機製造事業法に基づいて認可を受けた修理方法にて修理するよう命令を受け、同年4月に国土交通省より航空法に基づく業務改善命令を受けております。
また、斎藤保氏が2017年6月から現在まで社外取締役に就任している㈱かんぽ生命保険において、顧客の意向に沿わず不利益を生じさせた可能性のある契約乗換等に係る事案が判明しました。同社は本事案について、2019年12月27日に金融庁より保険業法等に基づく行政処分を受けましたが、同氏は平素より法令順守の視点に立った提言を行うとともに、当該事案の判明後においては顧客保護や再発防止のための提言を行うなど、その職責を果たしております。
5.責任限定契約の締結内容の概要等
当社は、社外取締役について、その職務の遂行にあたり期待される役割を果たす有能な人材を招聘するため、責任限定契約を締結することができる旨定款に定めております。これにより、塚本修氏、御代川善朗氏ならびに籔ゆき子氏は、いずれも社外取締役として当社との間で当該責任限定契約を締結しており、社外取締役候補者が再任され就任した場合、当該契約の効力は継続いたします。また、塚本隆史氏は社外監査役として当社との間で当該責任限定契約を締結しております。塚本隆史氏および斎藤保氏が社外取締役に就任した場合、当社との間で当該責任限定契約を締結する予定です。なお、当該契約に基づく損害賠償責任限度額は、法令の定める最低限度額です。
6.役員等賠償責任保険(D&O保険)契約の締結内容の概要等
当社は、その職務の遂行にあたり期待される役割を果たす有能な人材を招聘するため、取締役、監査役および執行役員等(1994年3月31日以降に退任した者を含む)ならびにこれらの相続人を被保険者として、役員等賠償責任保険(D&O保険)契約を締結しております。取締役候補者のうち再任予定の候補者については、既に当該保険契約の被保険者となっており、再任され就任した場合、引き続き被保険者となります。また、新任の候補者については、就任した場合、被保険者となります。
当該保険契約では、被保険者である役員等がその職務執行に関し行った行為(不作為を含む)に起因する法律上の損害賠償責任に基づく賠償金、および役員等が当該責任追及に係る請求を受けることによって生じる争訟費用等について塡補することとされております。ただし、法令に違反することを被保険者が認識しながら行った行為に起因する場合など、一定の免責事由があります。なお、保険料は当社が全額負担しております。
当該保険契約の保険期間は1年間であり、2021年12月に更新を予定しております。
【当社が定める社外役員の独立性基準】
次に掲げる属性のいずれにも該当しない場合、当該社外取締役および社外監査役(候補者を含む)は、当社からの独立性を有し、一般株主と利益相反が生じる恐れがないものと判断する。
①当社を主要な取引先とする者(当社に対して製品もしくはサービスを提供している者であって、その取引額が当該取引先の直近事業年度における年間総売上高の2%超に相当する金額となる取引先)またはその業務執行者
②当社の主要な取引先(当社が製品もしくはサービスを提供している者であって、その取引額が当社の直近事業年度における年間総売上高の2%超に相当する金額となる取引先)またはその業務執行者
③当社の主要な借入先(その借入額が当社の直近事業年度における総資産の2%超に相当する金額である借入先)である金融機関の業務執行者
④当社から役員報酬以外に、コンサルタント、会計士、弁護士等の専門家として年間1,000万円以上の金銭その他の財産上の利益を得ている個人、または年間1億円以上を得ている法人等に所属する者
⑤上記①乃至④に過去3年以内に該当していた者
⑥上記①乃至⑤に該当する者の二親等内の親族
⑦その他株式会社東京証券取引所の定める独立性基準に抵触する者
※①乃至⑦に該当しない場合であっても、当社子会社または取引先の子会社における取引高等を勘案して、独立性なしと判断する場合がある。