株主の皆様へ

中長期経営ビジョンのもと、
高付加価値なサービスの提供と
企業価値向上を実現してまいります

皆様には、平素より株式会社キューブシステムをお引き立ていただき、誠にありがとうございます。
当社は1972年に創立以来、高度・多様化する顧客のIT化ニーズに柔軟に対応し、最適なシステムソリューション・サービスのご提供に努めてまいりました。
近年は、中長期経営ビジョンのもと、当社の強みである、金融業・流通業・システム基盤の分野を中心とした高度な業務ノウハウや技術力をさらに強化し、事業規模の拡大を図ってまいりました。
また、各プロジェクトにおける品質および生産性の向上施策を実行し、収益性の確保にも注力しております。
今後も、常に高い信頼を得る顧客の"ベストパートナー"を目指し、高付加価値なサービスの提供と企業競争力の強化を図ってまいります。
当社グループは、あらゆるステークホルダーに対する責任を意識し、皆様方のご期待にお応えするよう企業価値の向上に努める所存です。
皆様におかれましては、より一層のご理解とご支援を賜りますよう何卒お願い申しあげます。

代表取締役 社長 﨑山 收

キューブシステムグループ中長期経営ビジョン「VISION 2020」

当社グループは経営理念・基本方針のもと、
2012年度を初年度とする2020年度までの
「中長期経営ビジョン≪VISION 2020≫」を策定し、
その実現に向けて各施策に取り組んでおります。

VISION 2020

キューブシステムグループは

顧客からベストパートナーと評価される企業を目指します

社員と会社がともに成長し、喜び・豊かさを分かち合える企業風土の醸成を目指します

VISION 2020の実現に向けた3つのステップ

2012年度から2014年度までの1st STEPでは、強みの強化として「流通業・金融業向けサービス」「エンハンス※サービス」「システム基盤構築サービス」を徹底的に強化してまいりました。
2015年度から2017年度までの2nd STEPでは、1st STEPで強化した強みを活かし、既存のコアビジネスにおける規模拡大と、新規顧客開拓も含めたビジネスモデルの改革・新規事業の創発に取り組んでおります。今後も継続的に生産性・収益性を高め、業界トップクラスのパフォーマンスを実現してまいります。
そして、2018年度から2020年度までの3rd STEPでは、国内、海外、新規の3つを柱とした事業展開を確実に進め、SI・サービス提供型ビジネスの拡大を図るとともに、新たなサービスメニューの創出/サービスビジネスの展開を通じて顧客ビジネスの発展に貢献し、顧客価値の最大化を図ってまいります。

※エンハンス(Enhancement)とは、稼働中のシステムに手を加えることで、性能や品質の強化・向上を図ったり、新たな機能の追加・拡張を行ったりすることを指しております。

VISION 2020 目標値

≪VISION 2020≫の3rd STEPの最終年度にあたる2020年度の計数目標といたしましては、売上高200億円、営業利益率10%、ROE13%を目指してまいります。