第2号議案 取締役5名選任の件
本総会終結の時をもって、取締役サラ L. カサノバ氏、アローシャ・ウィジェムニ氏、ヨー・センペルズ氏、上田昌孝氏及び高橋鉄氏は任期満了となります。
つきましては、取締役5名の選任をお願いいたしたいと存じます。
なお、取締役候補者の選任につきましては、独立社外取締役が委員長を務め、委員の過半数を独立社外取締役で構成する任意の「指名委員会」の審議を経たうえで、取締役会にて候補者を決定しています。
取締役候補者は、次のとおりであります。
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1
サラL.カサノバ
再任
生年月日 1965年4月6日生 所有する当社の株式数 2,026株 略歴、当社における地位、担当(重要な兼職の状況) - 1991年1月
- マクドナルドカナダ入社
- 1997年1月
- マクドナルドロシア/ウクライナマーケティングシニアディレクター
- 2001年7月
- マクドナルドカナダ マーケティングシニアディレクター
- 2004年10月
- 日本マクドナルド株式会社マーケティング本部執行役員
- 2007年4月
- 同社ビジネスディベロップメント部上席執行役員
- 2009年7月
- マクドナルドマレーシア マネージングディレクター
- 2012年5月
- マクドナルドマレーシア マネージングディレクター並びにマクドナルドシンガポール及びマクドナルドマレーシアリージョナルマネージャー
- 2013年8月
- 日本マクドナルド株式会社代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO)
- 2014年3月
- 当社代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO)
- 2019年3月
- 日本マクドナルド株式会社代表取締役会長(現任)
- 2021年3月
- 当社代表取締役会長(現任)
- 2023年6月
- 三井物産株式会社社外取締役(現任)
- (重要な兼職の状況)
- 日本マクドナルド株式会社代表取締役会長
- 三井物産株式会社社外取締役
取締役候補者とした理由 サラ L. カサノバ氏は、海外の複数のマクドナルド関連企業において、マーケティングの責任者、マネージングディレクター等を歴任された後、当社(2014年から)及び当社子会社(2013年から)の代表取締役社長兼最高経営責任者、当社(2021年から)及び当社子会社(2019年から)の代表取締役会長として当社グループを牽引し、当社の企業価値の向上に大きく貢献してきました。同氏のこれまでの職務における実績並びに経営及びマクドナルドビジネスに関する豊富な見識を踏まえ、引き続き当社の企業価値の向上に貢献できると判断し、取締役候補者といたしました。 略歴を開く閉じる
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2
トーマス・コウ
新任
生年月日 1975年7月16日生 所有する当社の株式数 0株 略歴、当社における地位、担当(重要な兼職の状況) - 2000年2月
- カールツァイスビジョン入社
- 2007年7月
- ボストンコンサルティンググループ コンサルタント
- 2009年7月
- 同社プロジェクトリーダー
- 2010年10月
- マクドナルドAPMEAリージョン ディレクターストラテジー&インサイト
- 2012年4月
- マクドナルドAPMEAリージョン シニアディレクターストラテジー&インサイト
- 2013年4月
- マクドナルド韓国バイスプレジデントストラテジー&インサイト
- 2015年7月
- 日本マクドナルド株式会社戦略インサイト本部執行役員
- 2017年1月
- マクドナルド・コーポレーション チーフファイナンシャルオフィサーハイグロースマーケットセグメント
- 2018年9月
- マクドナルドポルトガル マネージングディレクター
- 2020年11月
- マクドナルド・コーポレーション アジアビジネスユニットリードインターナショナルDLマーケット(現任)
- (重要な兼職の状況)
- マクドナルド・コーポレーション アジアビジネスユニットリードインターナショナルDLマーケット
取締役候補者とした理由 トーマス・コウ氏は、海外の複数のマクドナルド関連企業やマーケットにおいて、戦略インサイトのディレクター、CFO及びマネージングディレクター等を歴任された後、2020年からビジネスユニットリードとしてマクドナルド・コーポレーションのインターナショナルDLマーケットにおけるアジアビジネスを牽引し、豊富な経験及びマクドナルドの経営戦略に関する豊富な見識を有しております。また、同氏は過去に当社子会社である日本マクドナルド株式会社の執行役員として、戦略の立案等を通じ同社の業績改善に貢献いたしました。同氏のこれまでの職務における豊富な経験及び見識を踏まえ、当社の企業価値の向上に貢献できると判断し、取締役候補者といたしました。 略歴を開く閉じる
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3
ヨー・センペルズ
再任
社外
生年月日 1967年12月21日生 所有する当社の株式数 0株 略歴、当社における地位、担当(重要な兼職の状況) - 1992年8月
- マクドナルドベルギー入社
- 1996年9月
- マクドナルドベルギー ファイナンシャルコントローラー
- 1998年1月
- マクドナルドベルギー ファイナンス兼ヒューマンリソーシズ(HR)ディレクター
- 2001年3月
- マクドナルドベルギー マネージングディレクター
- 2005年3月
- マクドナルドオランダ マネージングディレクター
- 2015年7月
- マクドナルド・コーポレーション バイスプレジデントファウンデーショナルマーケットヨーロッパ
- 2019年1月
- 同社バイスプレジデント・ビジネスユニットリードヨーロッパインターナショナルデベロップメンタルライセンスドマーケット
- 2019年12月
- 同社シニアバイスプレジデントインターナショナルデベロップメンタルライセンスドマーケット
- 2022年3月
- 当社社外取締役(現任)
- 2022年7月
- マクドナルド・コーポレーション シニアバイスプレジデント兼プレジデントインターナショナルデベロップメンタルライセンスドマーケット兼シニアリーダーシップチーム(現任)
- 2022年9月
- グランドフーズホールディングスリミテッド取締役(現任)
- (重要な兼職の状況)
- マクドナルド・コーポレーション シニアバイスプレジデント兼プレジデントインターナショナルデベロップメンタルライセンスドマーケット兼シニアリーダーシップチーム
- グランドフーズホールディングスリミテッド取締役
社外取締役候補者とした理由及び期待される役割の概要 ヨー・センペルズ氏は、海外の複数のマクドナルド関連企業において、財務、人事の責任者及びマネージングディレクター等を歴任され、経営者として豊富な経験並びに財務、人事及びマクドナルドビジネス等に関しても豊富な見識を有しております。このような豊富な経験及び見識に基づき、2022年より当社の社外取締役として客観的な観点から経営上有用な発言を行ってきていること等を踏まえ、引き続き当社の企業価値の向上に貢献できると判断し、社外取締役候補者といたしました。
また、同氏が選任された場合は、同氏の豊富な経験及び見識に基づく当社のビジネス等に関する助言等を頂戴することを通じて、当社取締役会の意思決定機能の強化、並びにさらなる当社の成長に寄与していただくことを期待しております。略歴を開く閉じる
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4
上田昌孝
再任
社外
独立
生年月日 1955年4月5日生 所有する当社の株式数 0株 略歴、当社における地位、担当(重要な兼職の状況) - 1979年4月
- 株式会社三菱銀行(現株式会社三菱UFJ銀行)入行上野支店新橋支店
- 1983年8月
- アメリカンエキスプレスインターナショナル日本支社財務企画部マネージャー/ディレクター
- 1987年1月
- 同社金融機関関連サービス部ディレクター
- 1989年1月
- 同社加盟店マーケティング部ディレクター
- 1990年4月
- 同社個人金融サービス部門ヴァイス・プレジデント
- 1992年8月
- 同社事業開発部ヴァイス・プレジデント
- 1994年5月
- 同社個人カードヴァイス・プレジデント
- 1996年9月
- 同社グローバルネットワークサービス極東(日本及び韓国)リージョナル・ビジネス・リーダー
- 2000年9月
- アメリカンホーム保険会社(AIGグループ)副会長
- 2001年12月
- 同社会長兼CEO
- 2007年1月
- ING Direct Services株式会社顧問(専任)
- 2007年3月
- 同社顧問(非常勤)
株式会社セシール代表取締役会長兼CEO - 2013年7月
- 株式会社ディノス・セシール取締役会長(合併により社名変更)
- 2014年5月
- KCJ GROUP株式会社エグゼクティブ・アドバイザー
- 2014年6月
- 公益社団法人会社役員育成機構(BDTI)理事(現任)
- 2015年6月
- 株式会社ディノス・セシール相談役
- 2016年3月
- 当社社外取締役(現任)
- 2016年10月
- 株式会社光通信顧問
- 2017年2月
- 特定非営利活動法人日本卵殻膜推進協会理事長
- 2017年7月
- 株式会社スカラ顧問(現任)
- 2018年6月
- 株式会社東日本銀行社外取締役(現任)
- 2018年9月
- 一般社団法人日本ゴルフツアー機構専務理事(現任)
- 2023年3月
- 特定非営利活動法人FTJ理事長(現任)
- (重要な兼職の状況)
- 公益社団法人会社役員育成機構(BDTI)理事
- 株式会社スカラ顧問
- 株式会社東日本銀行社外取締役
- 一般社団法人日本ゴルフツアー機構専務理事
- 特定非営利活動法人FTJ理事長
社外取締役候補者とした理由及び期待される役割の概要 上田昌孝氏は、複数の企業で代表取締役等を歴任され、経営者として豊富な経験並びに財務、マーケティング及び人事等に関しても豊富な見識を有しております。このような豊富な経験及び見識に基づき、2016年より当社の社外取締役として独立かつ客観的な観点から経営上有用な発言を行ってきていること等を踏まえ、引き続き当社の取締役会の監督機能の実効性の強化を図るうえで、適任であると判断し、社外取締役候補者といたしました。
また、同氏が選任された場合は、同氏の豊富な経験及び見識に基づき、当社の経営全般に対して助言等を頂戴するとともに、独立した客観的な立場から当社の経営を監督していただくことにより、当社取締役会の監督機能及び意思決定機能の強化、並びにさらなる当社の成長に寄与していただくことを期待しております。略歴を開く閉じる
-
5
高橋鉄
再任
社外
独立
生年月日 1956年10月24日生 所有する当社の株式数 0株 略歴、当社における地位、担当(重要な兼職の状況) - 1986年4月
- 弁護士登録(東京弁護士会)三宅坂法律事務所入所パートナー
- 1989年4月
- 東京弁護士会法制委員会副委員長
- 1996年2月
- 東京弁護士会司法修習委員会副委員長
- 2002年4月
- 日弁連司法制度調査委員会(商法部会)
- 2003年7月
- 霞が関パートナーズ法律事務所代表パートナー
- 2006年3月
- アップルジャパン株式会社社外監査役
- 2007年3月
- 日本マクドナルド株式会社社外取締役
当社社外取締役 - 2007年6月
- 株式会社グローベルス社外監査役
- 2007年10月
- 株式会社ビットアイル社外監査役
- 2012年1月
- 株式会社ズーム社外監査役
- 2015年6月
- 同社社外取締役(監査等委員)
- 2016年10月
- 株式会社イーブックイニシアティブジャパン社外監査役
- 2020年6月
- 野村不動産ホールディングス株式会社社外取締役(監査等委員)(現任)
- 2020年12月
- ITN法律事務所代表弁護士(現任)
- 2022年3月
- 当社社外取締役(現任)
- (重要な兼職の状況)
- ITN法律事務所代表弁護士
- 野村不動産ホールディングス株式会社社外取締役(監査等委員)
社外取締役候補者とした理由及び期待される役割の概要 高橋鉄氏は、弁護士として、法律事務所のパートナー、また複数の企業で、社外取締役・社外監査役等を歴任され、弁護士及び社外役員として豊富な経験並びに企業法務、コンプライアンス及びコーポレートガバナンス等に関しても豊富な見識を有しております。このような豊富な経験及び見識に基づき、2022年より当社の社外取締役として独立かつ客観的な観点から経営上有用な発言を行ってきていること等を踏まえ、引き続き当社の取締役会の監督機能の実効性の強化を図るうえで、適任であると判断し、社外取締役候補者といたしました。なお、同氏は、社外役員となること以外の方法で会社の経営に関与した経験はありませんが、上記の理由により社外取締役としての職務を適切に遂行できるものと判断しております。
また、同氏が選任された場合は、同氏の豊富な経験及び見識に基づき、当社のガバナンス、法務に対して助言等を頂戴するとともに、独立した客観的な立場から当社の経営を監督していただくことにより、当社取締役会の監督機能及び意思決定機能の強化、並びにさらなる当社の成長に寄与していただくことを期待しております。略歴を開く閉じる
(注)
1. 本議案が承認可決された場合には、サラ L. カサノバ氏は、本総会後の取締役会において、当社代表取締役会長に重任する予定であります。
2. サラ L. カサノバ氏が社外取締役を務める三井物産株式会社、及び同社連結子会社と当社及び当社の子会社である日本マクドナルド株式会社との間には、輸入代行業務等の委託に伴う業務委託料の支払い等の取引関係があります。また、同氏は日本マクドナルド株式会社の代表取締役会長を兼務しておりますが、同社は当社100%出資の子会社であるため、特別な利害関係はありません。
トーマス・コウ氏及びヨー・センペルズ氏が所属するマクドナルド・コーポレーションと当社の子会社である日本マクドナルド株式会社との間には、ライセンス契約に基づくロイヤルティーの支払等の取引関係があります。
その他の各取締役候補者と当社との間には、特別な利害関係はありません。
3. ヨー・センペルズ氏、上田昌孝氏及び高橋鉄氏は、社外取締役候補者であります。
4. ヨー・センペルズ氏、上田昌孝氏及び高橋鉄氏は現在当社の社外取締役であり、その在任期間は、本総会終結の時をもって、ヨー・センペルズ及び高橋鉄の両氏はそれぞれ2年、上田昌孝氏は8年となります。
5. トーマス・コウ氏は、過去に当社の子会社である日本マクドナルド株式会社の業務執行者であったことがあります。また、高橋鉄氏は、過去に当社及び当社の子会社である日本マクドナルド株式会社の社外取締役であったことがあります。
6. 独立役員
上田昌孝氏及び高橋鉄氏は、東京証券取引所において定める独立役員の要件及び当社の定める独立性判断基準を満たしており、社外取締役としての独立性は十分に確保されていることから、当社は両氏を独立役員として指定し、同証券取引所に届け出る予定です。
7. 責任限定契約
当社は、ヨー・センペルズ氏、上田昌孝氏及び高橋鉄氏との間で当社定款及び会社法第427条第1項の規定に基づき同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しており、本議案が承認可決され各氏が再任された場合は、各氏との間の当該契約を継続する予定であります。当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は法令が定める額となります。
また、本議案が承認可決されトーマス・コウ氏が選任された場合は、当社は、新たに同氏との間で、当該契約と同様の内容の契約を締結する予定です。
8. 役員等賠償責任保険契約
当社は、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結し、被保険者がその地位に基づいて行った行為(不作為を含む)に起因して、損害賠償請求された場合の法律上の損害賠償金及び争訟費用等を、当該保険契約により塡補することとしております。各取締役候補者が取締役に選任され就任された場合は、当該保険契約の被保険者に含まれることになります。また、次回更新時には同内容での更新を予定しております。