第2号議案 定款一部変更の件
1.変更の理由
当社グループは2013年10月以降、純粋持株会社体制のもと、グループの競争力強化や成長促進に取り組んでまいりました。当初の目的のとおり純粋持株会社体制により経営と事業運営を分離し、グループ経営という視点での全体最適を図りながら、既存事業の構造改革や財務体質の改善などの経営課題に取り組むことで、現在これらの課題の克服については一定の目途をつけることができました。そのうえで、2022年度から開始した中期経営計画「Challenge2024」における「2030年のありたい姿」の達成、ならびにPBR改善を目的とし、「事業インフラの再構築」戦略の一環として意思決定の迅速化・管理部門のスリム化・人員のリバランス等を行うためには、グループの組織体制を変更することが最適であると判断いたしました。
以上の理由により、当社は2024年10月1日(予定)を効力発生日とし、当社の完全子会社である日本カーリット株式会社および株式会社シリコンテクノロジーを吸収合併し、純粋持株会社から事業持株会社に移行いたします。これに先立ち、2024年7月1日を効力発生日とし、現行定款第1条(商号)および現行定款第2条(目的)の変更、附則の新設を行うものであります。
各定款変更理由は次のとおりであります。
(1)商号の変更について
本合併に先立ち、当社の商号を「株式会社カーリット」(英文表記:「Carlit Co., Ltd.」)に変更するものであります。当社創業来お客さまに慣れ親しんでいただいている「カーリット」という名称を残し守り続けることで、これまで培ってきた経営理念「信頼と限りなき挑戦」のもと、中期経営計画「Challenge2024」および「2030年のありたい姿」の実現に向け、当社グループのイメージを刷新し企業価値のさらなる向上を目指す思いが込められております。
(2)事業目的変更について
純粋持株会社から事業持株会社への移行に伴い、移行後の事業に合わせて現行定款第2条(目的)の変更を行うものであります。
(3)附則の新設について
上記の変更に伴い、効力発生日等に関する附則を設けるものであります。
2.変更の内容
変更の内容は次のとおりであります。