第2号議案 取締役8名選任の件
本総会終結の時をもって、取締役全員(7名)は任期満了となります。つきましては、取締役8名の選任をお願いするものであります。
取締役候補者は次のとおりであります。
(注)
1. 各候補者と当社との間には、特別の利害関係はありません。
2. 桐山 毅氏、金子浩子氏及び三上高弘氏は、社外取締役候補者であります。なお、当社は、桐山 毅氏及び金子浩子氏を東京・名古屋証券取引所の定めに基づく独立役員として指定し、各取引所に届け出ております。また、三上高弘氏を独立役員として届け出る予定であります。
3. 当社は、桐山 毅氏及び金子浩子氏との間で会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく損害賠償責任限度額は、法令が規定する額としており、両氏の再任が承認された場合は、当該契約を継続する予定であります。また、三上高弘氏が選任された場合、同様の責任限定契約を締結する予定であります。
4. 当社は、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結し、被保険者が負担することになるその職務の執行に関し責任を負うことまたは当該責任の追及に係る請求を受けることによって生じることのある損害を当該保険契約により塡補することとしており、各候補者が選任された場合、当該保険契約の被保険者に含められることとなります。また、当該保険契約は次回更新時においても同内容での更新を予定しております。
5. 武澤雅吉氏及び金子浩子氏の取締役会出席状況につきましては、2021年6月24日取締役就任以降のものを記載しております。
6. 各候補者の年齢及び取締役在任年数は、本定時株主総会終結時のものであります。なお、取締役在任年数は、過去における合計を記載しております。
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1
高松信彦
再任
生年月日 1955年6月2日生 所有する当社の株式数 9,500株 略歴 - 1979年4月
- 新日本製鐵株式會社入社
- 2011年4月
- 同社執行役員製銑技術部長
- 2012年4月
- 同社顧問
- ウジミナス社執行役員技術・品質担当
- 2014年8月
- 同社副社長経営企画担当
- 2016年4月
- 新日鐵住金株式会社常務執行役員グローバル事業推進本部副本部長
- 2016年9月
- ウジミナス社取締役
- 2017年4月
- 当社専務執行役員社長補佐
- 新日鐵住金株式会社顧問
- 2017年6月
- 当社代表取締役社長
- 2022年4月
- 当社代表取締役社長営業管掌(現任)
取締役候補者とした理由 2017年6月から当社グループの経営全般を統括しております。経営環境が激変する現状において、顧客の情報を的確に捉える情報収集力、分析力や臨機応変に経営戦略を構築し遂行する論理性、柔軟性、それを社内外に浸透させる強力な発信力等、経営を担うに十分な力量を発揮しています。「働きがい向上」やイノベーション推進による「新生トピー」構築への取り組みに加え、新型コロナウイルスの影響を含む業績の大きな悪化からの回復と現在取り組んでいる3つの改革(構造改革、業務改革、働き方改革)の完遂には、強力なリーダーシップの継続が必要であり、選任をお願いするものであります。 略歴を開く閉じる
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2
木嶋伸一
新任
生年月日 1958年11月28日生 所有する当社の株式数 5,382株 略歴 - 1981年4月
- 当社入社
- 2010年4月
- 当社執行役員経営企画部長
- 2015年4月
- 当社常務執行役員プレス事業部長
- 2018年4月
- トピー実業株式会社副社長執行役員
- 2018年6月
- 同社代表取締役社長
- 2022年4月
- 当社副社長執行役員社長補佐 兼 トピー実業株式会社代表取締役社長(現任)
取締役候補者とした理由 経営企画部長、プレス事業部長を歴任し、管理部門及び事業部門における豊富で幅広い知識と経験、実績を有しております。さらに、グループ会社において、代表取締役社長として高い経営手腕を発揮いたしました。的確な分析力と企画力、合理的な判断力を有しており、社長補佐に適任であると判断し、選任をお願いするものであります。 略歴を開く閉じる
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3
武澤雅吉
再任
生年月日 1961年2月18日生 所有する当社の株式数 5,340株 略歴 - 1983年4月
- 当社入社
- 2015年4月
- 当社執行役員業務改革推進部長
- 2017年4月
- 当社常務執行役員IoT推進部長
- 2018年4月
- 当社常務執行役員IoT推進部長 兼 技術部長
- 2021年4月
- 当社常務執行役員技術、業務改革推進、安全、スマート化推進管掌
- 2021年6月
- 当社常務取締役技術、業務改革推進、安全、スマート化推進管掌
- 2021年10月
- 当社常務取締役技術、業務改革推進、事業開発戦略センター、安全、スマート化推進管掌
- 2022年4月
- 当社専務取締役技術、安全衛生、DX戦略、事業開発戦略センター管掌(現任)
取締役候補者とした理由 豊橋製造所長、IoT推進部長、技術部長、業務改革推進部長を歴任し、鉄鋼部門、IoT部門、技術部門での豊富な知識と経験に加え、国内外セグメント子会社の統括を含む事業管理、運営も経験しております。また、基幹情報システムの導入を通じた業務効率化や前中期経営計画で掲げた「イノベーションへの挑戦」に基づく技術革新、技術人財育成、スマートファクトリー化等の諸施策の計画策定と実行において強力なリーダーシップを発揮いたしました。DX戦略の推進を含め、引き続き当社グループの技術部門全体を統括する者として適任であると判断し、選任をお願いするものであります。 略歴を開く閉じる
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4
中村毅
新任
生年月日 1960年4月2日生 所有する当社の株式数 3,600株 略歴 - 1983年4月
- 当社入社
- 2016年4月
- 当社執行役員技術統括部長
- 2016年7月
- 当社執行役員技術部長
- 2018年4月
- 当社執行役員スチール事業部長 兼 スチール事業部豊橋製造所長
- 2020年4月
- 当社常務執行役員スチール事業部長
- 2021年4月
- 当社常務執行役員経営企画部長
- 2022年4月
- 当社専務執行役員経営企画、サステナビリティ戦略管掌(現任)
取締役候補者とした理由 技術部長、スチール事業部長、スチール事業部豊橋製造所長、経営企画部長等を歴任し、スチール事業部においては、電気炉の製鋼技術を専門に数々の製鋼投資を牽引し、事業部長及び製造所長として高い手腕を発揮いたしました。当社技術全般における知見も高く、内外に広く人脈を有しております。経営企画部長としても、サステナビリティ強化への取り組みや新中期経営計画の策定等を新しい視点で強力に推進いたしました。上記に基づき、当社グループの経営戦略やサステナビリティ戦略を推進していく上で管理・事業部門を統括する者として適任であると判断し、選任をお願いするものであります。 略歴を開く閉じる
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5
立花修一
新任
生年月日 1963年2月6日生 所有する当社の株式数 2,800株 略歴 - 1985年4月
- 当社入社
- 2018年4月
- 当社執行役員総務部長
- 2021年4月
- 当社執行役員造機事業部長
- 2022年4月
- 当社常務執行役員総務、人事、リスクマネジメント管掌(現任)
取締役候補者とした理由 造機事業部神奈川製造所長、総務部長、造機事業部長等を歴任し、造機事業部、特に営業における豊富な経験から、課題の把握、計画力、人間関係の構築や交渉力に優れております。また、米国においては、営業のみならず履帯組立工場の立ち上げも経験しており、こうした幅広い知識・経験から、製造所長及び事業部長として厚い信頼を得ております。総務部長としても、コーポレートガバナンスやSDGs対応、広報強化等の実績を有しております。上記に基づき、当社グループの事業構造改革を推進していく上で管理部門を統括する者として適任であると判断し、選任をお願いするものであります。 略歴を開く閉じる
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6
桐山毅
再任
社外
独立
生年月日 1962年8月26日生 所有する当社の株式数 0株 略歴 - 1986年4月
- 日本開発銀行入行
- 2008年6月
- 日本政策投資銀行ロンドン首席駐在員
- 2010年4月
- DBJ Europe Limited CEO
- 2013年9月
- 株式会社日本政策投資銀行産業調査部長
- 2015年6月
- 同行執行役員企業投資部長
- 2018年6月
- DBJアセットマネジメント株式会社取締役会長
- 2020年6月
- 当社取締役(現任)
- 株式会社価値総合研究所代表取締役社長(現任)
- 株式会社日本経済研究所代表取締役専務(現任)
社外取締役候補者とした理由及び期待される役割の概要 金融機関において国際業務と投資業務で培った豊富な知識と経験を有しており、国際業務においては現地法人の開設における新しいビジネスモデルの構築、投資業務においては製造業等における事業再生の実績を有しております。取締役会の適切な意思決定及び経営に対する監督の実効性向上に貢献しており、引き続き当社の持続的成長と中長期的な企業価値向上に対する貢献が期待できるため、選任をお願いするものであります。 略歴を開く閉じる
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7
金子浩子
再任
社外
独立
生年月日 1964年10月15日生 所有する当社の株式数 0株 略歴 - 1997年4月
- 弁護士登録(現在に至る)
- 2006年3月
- ニューヨーク州弁護士登録(現在に至る)
- 2019年6月
- 神鋼商事株式会社社外監査役(現任)
- 2021年6月
- 当社取締役(現任)
社外取締役候補者とした理由及び期待される役割の概要 弁護士として長年培った企業法務や訴訟、労働法等の法律に関する豊富な知識と経験を有しており、米国留学での法学修士の学位やニューヨーク州弁護士資格も有しております。また、社外監査役として企業経営や企業監査にも関与しております。過去に社外役員となること以外の方法で会社の経営に関与された経験はありませんが、 取締役会の適法性と実効性の確保および安定に貢献しており、引き続き当社の持続的な成長と中長期的な企業価値向上に対する貢献が期待できるため、選任をお願いするものであります。 略歴を開く閉じる
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8
三上高弘
新任
社外
独立
生年月日 1959年10月13日生 所有する当社の株式数 0株 略歴 - 1982年4月
- 東芝機械株式会社入社
- 2013年6月
- 同社執行役員成形機ユニット副ユニット長
- 2014年6月
- 同社取締役執行役員成形機ユニット長 兼 相模工場長
- 2015年6月
- 同社取締役常務執行役員成形機ユニット長 兼 相模工場長
- 2016年6月
- 同社取締役常務執行役員成形機ユニット長 兼 管理本部長 兼 東京本店長、営業推進部分担
- 2017年4月
- 同社代表取締役社長最高執行責任者、社長執行役員
- 2020年2月
- 同社取締役
- 2020年6月
- 芝浦機械株式会社顧問(現任)
社外取締役候補者とした理由及び期待される役割の概要 グローバルな製造業において基幹事業部門と営業、管理部門で培った豊富な経験と実績をもとに、代表取締役としての経験を有しております。社長在任中は生産革新の推進、海外拠点の最適化、中期経営計画の策定やガバナンス強化等の実績を有しております。製造業での多岐にわたる経験に基づく事業への助言、ガバナンス強化への貢献が期待できるため、選任をお願いするものであります。 略歴を開く閉じる
(ご参考)
<取締役会の構成>
当社は、取締役を9名以内と定款で定め、実効性ある経営体制及び取締役会における実質的な議論を確保するために必要かつ適切な人数で構成することを基本としつつ、取締役会における多様性及び専門性の確保のため、人格・識見・実行力ともに優れ、当社グループの事業に精通した業務執行取締役及び独立した立場の社外取締役のバランスに配慮し、適切と思われる人物で構成することとしております。
<役員候補の指名方針と手続き>
当社では、役員は人格・識見・実行力ともに優れ、その職務を全うできる者とし、業務執行取締役候補及び社内監査役候補には当社グループの事業に精通した者を、社外取締役候補及び社外監査役候補には高い独立性と専門性を有する者を指名しております。
当社の役員候補は、任意の機関である指名諮問委員会において審議し、その答申を踏まえ、取締役会で決定しております。社長等の業務執行取締役の再任指名は、会社業績等の評価を踏まえて、毎年、指名諮問委員会で審議しております。指名諮問委員会は、社外委員2名、社内委員1名で構成しております。
また、社長等の業務執行取締役に法令・定款違反等の事由が生じた場合には、当該取締役の役位や委嘱職掌の解職及び株主総会に対する解任議案の提出を取締役会で決定することとしております。
<独立性判断基準>
当社は、東京証券取引所が定める独立性基準に従い、かつ、属性情報の開示が求められる主要株主や取引先、社外役員の相互就任の関係にある先、寄付先の業務執行者等については、当社との利害関係を勘案し、社外取締役及び社外監査役の独立性を判断しております。
<本総会後の取締役のスキル・マトリックス>
第2号議案が原案どおり承認可決された場合の取締役のスキル・マトリックスは次のとおりであります。