第49期 株主通信

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代表取締役 社長執行役員 兼 CDO 中西 雅洋

業績は前年度水準を維持

2020年度の情報サービス業界は、新型コロナウイルス感染症の拡大による購買行動の変化に対応したECサイト・通信サービス・小口物流などの分野で需要が増加した一方、コロナ禍の影響が大きい分野では需要が停滞しました。
そうした中で当社は、小口物流関連などの積極的なIT投資に対応したものの、IT化を様子見されるお客さまもあり、2020年度の業績は前年度同水準となりました。

2020年度の取り組み

2020年度は「VISION2020」3rd STEPの最終年度として、サービスメニューの創出に向けた取り組みに加え、先行して新中長期経営ビジョン「V2026」の4つの重点施策に着手しました。
「DX事業の推進」では社員間のコミュニケーションを見える化して促進する「スマイルシェアプロダクト」を開発し、「人材価値の向上」では社員の多種多様な能力を定義する「キャリアフィールド」をつくり、2020年度から個人の能力と目指すべき領域を明確にした人材育成がスタートができました。また、「品質向上の取り組み」では新設した「システム開発会議」が各プロジェクトの課題を顕在化する前に抽出することで品質向上を推進し、「ガバナンス体制の整備」は「経営」「執行」「監督・監査」が三位一体となってさらなる整備を進めることができました。

財務ハイライト