第3号議案 会社提案 監査等委員である取締役1名選任の件
監査等委員である取締役藤井順輔氏は、本定時株主総会終結の時をもって辞任されますので、その補欠のため監査等委員である取締役1名の選任をお願いするものであります。
なお、補欠のため選任する監査等委員である取締役の任期は、当社定款の定めにより、退任する監査等委員である取締役の任期の満了する時までとなります。
また、本議案に関しましては、監査等委員会の同意を得ております。
監査等委員である取締役候補者は次のとおりであります。
-
川嵜靖之
新任
社外
独立
生年月日 1959年4月30日生(満65歳) 所有する当社の株式の数 -株 略歴、地位、担当 - 1982年4月
- 株式会社住友銀行(現株式会社三井住友銀行)入行
- 2009年4月
- 同行執行役員
- 2012年4月
- 同行常務執行役員
- 2013年4月
- 株式会社三井住友フィナンシャルグループ(以下「三井住友FG」といいます。)常務執行役員
- 2014年4月
- 株式会社三井住友銀行専務執行役員
三井住友FG専務執行役員 - 2015年4月
- 株式会社三井住友銀行取締役兼専務執行役員
- 2017年4月
- 株式会社三井住友銀行取締役兼副頭取執行役員
三井住友FG副社長執行役員 - 2017年6月
- 三井住友FG執行役副社長
- 2018年4月
- 株式会社三井住友銀行副会長
三井住友FG副会長 - 2020年4月
- 株式会社三井住友銀行副会長退任
三井住友FG副会長退任 - 2020年5月
- SMBC日興証券株式会社取締役(代表取締役)兼副社長執行役員
- 2021年4月
- SMBC日興証券株式会社取締役会長(代表取締役)
- 2021年6月
- 三井住友FG取締役(現任)
- 2024年4月
- SMBC日興証券株式会社取締役会長(代表取締役)退任
重要な兼職の状況 三井住友FG取締役 取締役候補者とした理由 川嵜靖之氏は、株式会社三井住友銀行、三井住友FGおよびSMBC日興証券株式会社において企業経営に長く従事した経験から、企業経営者としての豊富な経験を有しており、当社グループの企業価値向上に必要な人材と判断し、新たに監査等委員である取締役としての選任をお願いするものです。 期待される役割の概要 同氏には、特に企業経営者の経験を活かした企業運営全般やリスクマネジメントに関する監督・監査の役割を、また、指名や報酬の決定手続きにおける客観性向上の役割を期待しております。 略歴を開く閉じる
(注)
1.川嵜靖之氏と当社との間には、特別の利害関係はありません。
2.同氏は、社外取締役候補者であります。
3.同氏は、過去10年間に当社の特定関係事業者である株式会社三井住友銀行の業務執行者であったことがあります。
4.同氏は、2021年4月より2024年4月まで、SMBC日興証券株式会社(以下「SMBC日興」といいます。)代表取締役会長に就任しており、また、2021年6月より現在まで、三井住友FGの取締役に就任しております。同氏の在任中、SMBC日興および三井住友FGは、SMBC日興の元役職員が金融商品取引法第159条第3項に違反した事態に関して2022年10月に金融庁より金融商品取引法に基づく行政処分を受けました。また、SMBC日興は、同事態に関して2023年2月に東京地方裁判所より有罪判決を受け、同判決が確定しております。2022年10月、SMBC日興および三井住友FGは、SMBC日興と株式会社三井住友銀行の役職員の間で非公開情報を授受した事態に関して、金融庁より金融商品取引法に基づく行政処分を受けました。同氏は、上記事態が判明するまでその事実を認識しておりませんでしたが、事態判明後は、法令順守の徹底や再発防止策の指示など、その職責を果たしております。SMBC日興と三井住友FGは、2022年11月に改善計画を策定し、公表いたしました。
5.当社は、川嵜靖之氏の選任が承認された場合、同氏との間で責任限定契約を締結する予定であります。当該契約に基づく賠償責任の限度額は、法令に定める額とします。
6.当社は、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結し、被保険者が負担することになる法律上の損害賠償金(判決金・和解金)および争訟費用(弁護士費用等)の損害を当該保険契約により填補することとしております。川嵜靖之氏の選任が承認された場合、同氏は当該保険契約の被保険者に含まれることとなります。なお、当社は、当該保険契約を任期途中に更新する予定であります。
7.川嵜靖之氏の選任が承認された場合、当社は同氏を東京証券取引所の定めに基づく独立役員として指定し、届け出る予定であります。