第4号議案 株主提案 定款の一部変更の件(イメージアップ対策室設置について)

株主提案(第4号議案から第13号議案まで)

第4号議案から第13号議案までは、株主様(296名)からの提案によるものであります。なお、その議決権の数は、347個であります。各議案の「提案の理由」は、形式的な修正を除き、文章表現及び事実認識を含め、提案株主様から提出されたものを原文のまま記載しております。


当社取締役会としては、後述のとおりこれらの議案にいずれも反対しております。

1. 議案の要領

イメージアップ対策室を新設し、定款にその役割と権限を明記する。


2. 提案の理由

当社が資本業務提携をしたスルガ銀行は、シェアハウス事件及び中古アパマン事件という不動産融資における不正融資問題を起こし多数の巨額被害者を出し、金融庁から業務改善命令を受けており、5年半以上も解除されておらず、同行は問題の適切な対応をしていない。その為、当社は同行の不正融資問題に連動するリスクを負った。債務者の恨みや苦しみのこもった債権を持つ会社と資本業務提携することは、当社のイメージを傷つけている。この状況を打破するためには、イメージアップ対策を積極的に実施する必要がある。

そこで、当社の定款に「イメージアップ対策室」を新設し、その業務内容を以下のように定めることとする。

「永久不滅の株主優待制度」の開始。当社の株主に対して、株式保有期間に応じて、当社の商品やサービスを優待価格で提供する制度を導入する。これにより、株主のロイヤリティを高め、株式の安定保有を促進する。

第4号議案についての取締役会の意見

反対 取締役会としては、本議案に反対いたします。

当社は、スルガ銀行との資本業務提携により、住宅ローン事業における連携強化、不動産ファイナンス事業の

共同展開などにおいて一定の成果を上げています。取締役会は、この資本業務提携が当社の企業価値向上につながっているものと判断しており、当社のイメージを傷つけたとは考えておりません。また、当社の企業イメージ等に関しては、現在、ブランディング戦略部において関連する戦略の立案・実行を担っております。

加えて、定款は会社運営上の基本的事項を定めるものであり、柔軟かつ機動的な経営を行うためにも、本議案のような業務執行に係る事項を定款に規定することは適切ではないと考えます。

したがって、取締役会は本株主提案に反対いたします。

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