第7号議案 株主提案 取締役解任の件

1. 提案の要領

以下の取締役を解任する。

取締役 加藤 広亮


2. 提案の理由

当社が業務提携をしたスルガ銀行は、個人の投資及び事業用不動産の為の貸付けに際し、【業者が複数の金融機関の通帳をエビデンスとして行員に送付。その際、「〇〇銀行以外は全て本物です」と連絡】といったように、行員と業者が結託して不正行為を行った結果、かぼちゃの馬車事件、アパートマンション不正融資問題を生み出すこととなり、自死や自己破産をする被害者も数多く発生した。

このような前代未聞の不正融資問題を起こしたスルガ銀行の代表取締役社長が加藤広亮氏であり、加藤氏はこの問題の解決への行動を実施出来ていない。当社は同行との資本業務提携で、この問題の当事者とみなされ、当社の価値や信頼性に悪影響を及ぼすリスクが非常に高い。加藤氏は当社の取締役として、当社の利益を守る義務があるが、その義務を果たしていないどころか、悪影響を及ぼす虞がある。そのため、加藤氏を解任することで、当社とその株主の利益を守るべきである。

第7号議案についての取締役会の意見

反対 取締役会としては、本議案に反対いたします。

当社取締役会は、会社提案の第2号議案のとおり、本総会においても、独立社外取締役が過半数を構成する指名・報酬委員会の審議を経て、当社の持続的企業価値向上のために適切な人材として加藤氏を取締役候補者に決定しております。

加藤氏には、同氏の有する企業経営に関する豊富な経験と幅広い見識に基づき、引き続き当社の経営戦略について専門的な観点から監督、助言を行っていただくことを期待しております。また、スルガ銀行の代表取締役社長である加藤氏を招聘することは、同行と当社との資本業務提携に基づく連携を深め、その効果を発揮することに資するものであると判断しており、加藤氏が当社経営に悪影響を及ぼすおそれがあるとは考えておりません。

したがって、取締役会は本株主提案に反対いたします。

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